「今週のとく旅マイル」は、ANAが毎週発表している国内線の割引特典航空券制度で、片道3,000マイルからという通常より少ないマイル数で予約できるのが魅力です。
ただし対象路線は週替わりで、しかも発表されるまで内容がわからないため「来週はどこが安くなりそう?」と予想しながらチェックしている陸マイラーも多いのではないでしょうか。
せっかく貯めたマイルも、使いどころがわからないまま眠らせてしまってはもったいないので、とく旅マイルのような少ないマイル数で使える制度はぜひ積極的に活用したいところです。
この記事では、とく旅マイルの発表サイクルの仕組みと、予想を立てる際に押さえておきたいポイント、お得な使い方をまとめました。
今週のとく旅マイルとは?
とく旅マイルは、ANAの国内線特典航空券のうち、需要が比較的落ち着いている路線・便を対象に、通常の特典航空券よりも必要マイル数を大幅に引き下げて提供する制度です。
片道3,000マイル〜という設定になっている路線も多く、通常の特典航空券(2024年10月27日搭乗分より片道6,000マイル〜が基本)と比べてかなりお得に利用できます。
対象路線・対象便・必要マイル数は毎週ANAが公式サイトで発表しており、内容は週によって大きく変わります。
人気の観光路線が対象になる週もあれば、ビジネス路線中心の週もあり、狙っている行き先がある場合はこまめなチェックが欠かせません。
通常の特典航空券とマイル数を比べると、その差は歴然です。
| 片道必要マイル数の目安 | |
|---|---|
| 通常の特典航空券(国内線) | 6,000マイル〜 |
| とく旅マイル | 3,000マイル〜 |
同じ距離を飛ぶのに必要マイル数が半分近くまで少なくなることもあるため、貯めたマイルを効率よく消化したい陸マイラーにとっては見逃せない制度です。
ただし対象区間・対象便数は限られているため「使いたいときにいつでも使える」わけではない点は理解しておきましょう。
発表・予約のスケジュール
とく旅マイルは「発表→予約受付→搭乗」の3ステップが毎週同じサイクルで繰り返されます。
たとえば2026年7月29日(水)に発表された回では、次のようなスケジュールになっていました。
- 予約発券期間:2026年7月29日(水)0:00〜8月4日(火)23:59
- 対象搭乗期間:2026年8月5日(水)〜8月11日(火)
つまり「予約を受け付けている週の翌週分の搭乗」が対象になるのが基本パターンです。
次回分の発表は毎週水曜0:00に切り替わるので、狙った路線を確実に押さえたい場合は水曜の早い時間にANA公式サイトをチェックする習慣をつけておくのがおすすめです。
「予想」を立てるときのコツ
とく旅マイルの対象路線は発表まで公開されないため、完全な予想は難しいのが正直なところです。
ただし、いくつかの傾向を知っておくと動きやすくなります。
- お盆・年末年始などの繁忙期は対象外、または対象搭乗期間からその週だけ除外されることがある(2026年は8月19日〜25日搭乗分が対象外期間として発表されています)
- 繁忙期の直前・直後の週は、需要調整のために対象路線が絞られたり増えたりしやすい
- 同じ路線が連続して対象になることもあれば、数週間対象から外れることもあるため、行き先を固定せず複数候補を用意しておくと予約が成立しやすい
「必ずこの路線が来る」という予想は難しいものの、繁忙期カレンダーと照らし合わせておくだけでも、動きやすいタイミングがある程度読めるようになります。
とく旅マイルと通常の特典航空券の違い
とく旅マイルは必要マイル数が少ない分、通常の特典航空券とはいくつか違いがあります。
予約前に押さえておきたいポイントを整理しました。
- 対象区間が限定される:全路線・全便が対象になるわけではなく、その週に発表された区間・便のみが対象です
- 予約可能期間が短い:予約発券期間は基本的に1週間程度と短く、うかうかしていると受付終了してしまいます
- 搭乗期間も1週間単位:対象搭乗期間も1週間程度に区切られているため、旅行の日程調整が必要になる場合があります
- 座席数に限りがある:通常の特典航空券枠とは別に用意された座席数の中での提供となるため、便によってはすぐに埋まってしまいます
逆に言えば、日程に融通が利く方や、直前まで旅行先を決めていない方ほど、とく旅マイルとの相性が良い制度だといえます。
「行き先は決めていないけれど、お得にどこかへ行きたい」というときにまずチェックしてみる価値があります。
対象路線のチェック方法
対象路線はANA公式サイトの「今週のトクたびマイル」ページ、またはANAアプリの特典航空券検索から確認できます。
行き先を固定せず「出発地」だけ指定して検索すると、対象になっている便が一覧で表示されるので、狙っている地域が複数ある場合はまとめてチェックするのが効率的です。
SNSや陸マイラー系のブログでも毎週の発表内容がまとめられていることが多いので、あわせてチェックしておくと見落としを防げます。
なお、特典航空券は一般的にマイル・プレミアムポイント(PP)の積算対象外とされており、とく旅マイルも特典航空券の一種である以上、この原則が適用されると考えられます。
正確な取り扱いは搭乗時の運賃・予約クラスによって変わる可能性があるため、SFC修行などでPPの積算を重視している方は、予約前にANA公式サイトや会員ページで最新の積算条件を確認しておくと安心です。
いずれにせよ、とく旅マイルはあくまで「マイルの消化・お得な旅行」のための制度と考えておきましょう。
逆に言えば、修行期間中でPP単価を意識した有償搭乗を優先している方でも、プライベートの旅行にはとく旅マイルを使い、修行フライトと消化フライトを分けて考えるとマイルと予算の両方を無駄なく使い切れます。
予約後の変更・キャンセルについて
とく旅マイルで予約した特典航空券も、通常の特典航空券と同じ規定で日程変更・キャンセルができます。
出発日の変更は所定の期限内であれば手数料無料の場合もありますが、直前になるほど取消手数料がかかりやすくなるため、日程が固まっていない場合は予約前によく確認しておきましょう。
搭乗日直前のキャンセルではマイルの一部が返還されないケースもあるので、旅程が確定してから予約するのが基本です。
マイルを貯めてとく旅マイルに備えよう
とく旅マイルは片道3,000マイルから使えるとはいえ、家族分をまとめて予約するとなるとそれなりのマイル数が必要になります。
日頃からポイントサイト経由のネットショッピングやクレジットカード利用でマイルの種を貯めておけば、いざ狙った路線が発表されたときにすぐ予約できます。
ポイントサイトごとのANAマイル交換ルートはこちらの記事で比較しているので、まだ活用できていない方はあわせてチェックしてみてください。

とく旅マイルを使う際の注意点
とく旅マイルは予約開始直後に人気路線・人気便から埋まっていく傾向があります。
狙っている路線がある場合は、予約開始時刻に合わせてログインしておき、できるだけ早いタイミングで予約手続きを行いましょう。
また、通常の特典航空券と同様に、季節波動や燃油サーチャージ等の追加費用がかかる場合がある点にも注意が必要です。
片道3,000マイルから使える分、獲得したマイルの使い道として非常にコスパが良いので、日頃からマイルを貯めておくと選択肢が広がります。
マイルの貯め方の基本はこちらの記事でも解説しています。

家族・グループで使うときのポイント
とく旅マイルは1人分ずつマイルを消費するため、家族4人で利用すると片道だけで最低12,000マイル前後が必要になります。
家族それぞれが少しずつマイルを貯めている場合は、ANAファミリーマイルで合算しておくと、いざ対象路線が発表されたときにまとめて予約しやすくなります。
誰か一人の口座にマイルが偏っていても、合算さえしておけば家族旅行の特典航空券としてスムーズに活用できるのでおすすめです。
まとめ
今週のとく旅マイルは、発表まで対象路線がわからない分「予想」しながら楽しむ要素もありますが、毎週水曜に発表→翌週搭乗というサイクルさえ押さえておけば、チェックのタイミングを逃しにくくなります。
繁忙期の対象外期間もあらかじめ把握しておき、行き先に柔軟性を持たせながら、お得な特典航空券を賢く活用していきましょう。
日程に融通が利く方ほど恩恵が大きい制度なので、休みの融通が利きやすい平日休みの方や、直前まで予定が読めないフリーランスの方などは特に狙い目です。
この記事は今後もとく旅マイルの動向に合わせて随時更新していく予定です。
- とく旅マイルの対象路線はいつわかりますか?
-
毎週水曜0:00にANA公式サイトで発表されます。
発表と同時に予約受付も始まり、翌週の搭乗分が対象になるのが基本のサイクルです。 - お盆や年末年始でも使えますか?
-
繁忙期は対象外期間として発表されることがあります。
2026年は8月19日〜25日搭乗分が対象外期間として発表されているため、事前に公式サイトで対象搭乗期間を確認しておきましょう。 - 必要マイル数はどのくらいですか?
-
路線や便によって異なりますが、片道3,000マイルからという設定が多く、通常の特典航空券より少ないマイル数で予約できます。
正確な必要マイル数は毎週の発表内容で確認してください。 - 予約した後に日程を変更できますか?
-
通常の特典航空券と同じ規定で変更・キャンセルが可能です。
ただし直前の変更・取消は手数料がかかったり、マイルの一部が返還されなかったりする場合があるため、旅程が固まってから予約するのがおすすめです。
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