ANAマイルの「統合」は自分名義の口座限定?家族の合算との違いを解説

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「ANAマイル 統合」で検索する方には、実は2つの異なるニーズが混在しています。
ひとつは「自分自身が複数のANAお客様番号を持ってしまったので、1つにまとめたい」というケース。
もうひとつは「家族それぞれが貯めているマイルを1つにまとめたい」というケースです。
この2つは使う制度がまったく異なるため、混同すると手続きで迷ってしまいます。
この記事では、それぞれのケースで実際にできること・使うべき制度の違いを整理して解説します。

目次

【本人名義の場合】マイル口座統合とは?

ANAには「マイル口座統合」という公式の制度が実際に存在します。
紙の申込書で作った古いお客様番号と、後からアプリで新規登録したお客様番号が別々になってしまった、複数のANAカードを発行した際に番号が分かれてしまった、といったケースで、同一名義の複数の口座を1つにまとめられる仕組みです。
統合後は、メインとして使う番号を「メインカード」、残りを「サブカード」として扱い、それぞれに貯まっていたマイルやプレミアムポイントを合算できます。

ポイントは、この制度が「同一名義(本人)の複数口座」を対象にしている点です。
家族など別人名義の口座を統合することはできません。
この違いを知らずに手続きを進めようとすると、途中で「対象外」と言われて戸惑うことになるので注意しましょう。

なぜ複数のお客様番号ができてしまうのか

そもそも、なぜ同じ人が複数のお客様番号を持つことになってしまうのでしょうか。
よくあるのは、学生時代に空港カウンターや紙の申込書でマイレージクラブに入会し、その後そのことを忘れて、社会人になってからアプリや公式サイトで改めて新規入会してしまうパターンです。
また、結婚などで氏名が変わった際に、旧姓のまま新しいカードを作り直してしまい、結果的に番号が2つになるケースもあります。
いずれの場合も、後から気づいたときには片方の口座にだけマイルが貯まっていて、もう片方はほとんど使われていない、という状態になりがちです。

マイル口座統合の手続き方法

マイル口座統合は、ANAマイレージクラブの会員ページから申請します。
マイメニュー内の「その他」から「マイル口座の統合」を選び、専用フォームに旧お客様番号を入力して手続きを進めます。
手続きが完了すると、旧口座のマイルは新しい(メインの)口座に引き継がれます。
申請から統合完了までは数日かかるとされているため、特典航空券の予約など急ぎの用事がある場合は、統合が完了してから予約するように余裕を持って手続きしましょう。

統合するとどんなメリットがある?

口座を分散させたままにしておくと、それぞれの口座で少しずつマイルが貯まっていても、特典航空券に必要なマイル数になかなか届かないという事態になりがちです。
口座統合をすれば、分散していたマイルを1つにまとめられるので、特典航空券への交換や上級会員ステータスを目指すためのプレミアムポイント(PP)の管理もシンプルになります。
また、片方の口座を放置していると、そこに貯まったマイルの有効期限切れにも気づきにくくなります。
使っていない口座に心当たりがある方は、失効してしまう前に統合を検討する価値があります。

統合前に確認しておきたい注意点

マイル口座統合を申請する前に、いくつか確認しておきたい点があります。

  • ANA Payをいずれか片方の番号でのみ利用している場合は、そのANA Pay登録済みの番号をメインカードに指定して申請すればよい
  • 複数の番号それぞれでANA Payアカウントを持っている場合は、そのままでは統合できないため、事前に一方の残高を使い切って退会してから手続きする必要がある
  • 統合後はメインカードのお客様番号でログイン・予約・特典交換を行うことになるため、そのWebパスワードを事前に確認しておく

多くの方はANA Payをどちらか一方の番号でしか使っていないため、その場合は特別な事前準備なしにそのまま統合を申請できます。
両方の番号でANA Payを使っている方だけ、事前の整理に時間がかかる点に注意しましょう。

【家族の場合】口座統合はできない、合算はできる

配偶者や子供など、家族が別人名義で貯めているマイルについては、マイル口座統合の対象にはなりません。
ただし「使えない」わけではなく、ANAカードファミリーマイルというまったく別の制度を使えば、家族間でマイルを合算して扱うことができます。
ファミリーマイルは各家族の口座自体を1つに統合するのではなく、あくまで「合算して使える状態にする」仕組みである点が、本人名義の口座統合とは異なります。
ファミリーマイルの登録条件や合算方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

「自分の口座が複数あるか」を確認する方法

統合手続きを進める前に、まず自分が本当に複数のお客様番号を持っているかを確認しておきましょう。
いずれか1つのお客様番号でログインし、会員ページの「お客様番号一覧」を確認すると、既に統合済みのカードの一覧が表示されます。
過去に発行されたANAカードの現物や、入会時の案内メールが残っていれば、そこに記載された番号と照らし合わせることでも確認できます。
「あれ、昔登録した気がする」という心当たりがある方は、この機会に確認しておくと安心です。

口座統合とファミリーマイルの違い

マイル口座統合ANAカードファミリーマイル
対象本人名義の複数口座1親等以内の家族(別人名義)
結果口座そのものが1つに統合される口座は別々のまま、マイルを合算して利用できる
手続きマイメニューから専用フォームで申請プライム会員がファミリーマイルに登録

「統合」という言葉のイメージから、家族のマイルも口座ごと1つにまとめられると思われがちですが、実際には家族間では「合算」という別の仕組みが使われている、という違いを押さえておきましょう。

まとめ

「ANAマイル 統合」というキーワードには、自分自身の複数口座をまとめたいケースと、家族のマイルをまとめたいケースの2つが混在しています。
前者は「マイル口座統合」という公式制度で、本人名義の複数口座をマイメニューから申請して統合できます。
後者は口座統合の対象外ですが、ANAカードファミリーマイルに登録すれば、口座は別々のまま合算して利用できます。
自分がどちらのケースに当てはまるかを確認したうえで、正しい制度を利用しましょう。
特に昔作った口座に心当たりがある方は、失効してしまう前に一度確認してみることをおすすめします。

家族のマイルを1つの口座にまとめられますか?

口座そのものを1つに統合することはできません。
ANAカードファミリーマイルに登録すれば、口座は別々のまま、マイルを合算して特典航空券などに利用できます。

自分の複数のお客様番号はどうすれば統合できますか?

ANAマイレージクラブの会員ページ、マイメニュー内の「その他」から「マイル口座の統合」を選び、専用フォームで申請します。
ANA Payアカウントを持っている場合は、その番号をメインカードに指定して申請してください。
両方の番号でそれぞれANA Payを使っている場合のみ、事前に一方を整理してから手続きが必要です。

口座統合の手続きにはどのくらい時間がかかりますか?

申請から統合完了まで数日かかるとされています。
急ぎで特典航空券を予約したい場合は、統合完了を待ってから手続きするようにしましょう。

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この記事を書いた人

ごく普通の美容師でポイ活大好きな二児の父です。
旅行やポイ活系の話題を中心にいろいろな情報を発信をしています。

また、マリオットプラチナエリートを取得済みで、これらのステータスを活用した旅行記やカードの紹介記事も投稿しています。

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