マリオットボンヴォイのプラチナエリートは、通常なら年間50泊という高いハードルを越えなければ手に入りません。
ところが「プラチナチャレンジ」という制度を使えば、わずか3か月・16泊でプラチナエリートを取得できてしまいます。
公式サイトには載っていない、いわば裏メニュー的な制度のため、存在自体を知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、プラチナチャレンジの参加条件・申し込み方法・達成のコツを解説します。
プラチナチャレンジとは?
プラチナチャレンジは、申込月から3か月以内に16泊(有償予約のみ)を達成すると、プラチナエリートのステータスを獲得できる制度です。
マリオットボンヴォイの公式サイトやアプリのどこにも案内が掲載されていない、いわゆる非公開(アンパブリッシュド)の制度で、会員から問い合わせて初めて案内される仕組みになっています。
通常ルートの年間50泊、マリオットボンヴォイアメックスの年間決済額達成ルートと並ぶ、プラチナエリート取得の第3の選択肢です。
そもそもプラチナエリートとは?
マリオットボンヴォイには複数の会員ステータスがあり、プラチナエリートはシルバー・ゴールドの上に位置する上位ステータスです。
プラチナエリートになると、朝食無料、クラブラウンジへのアクセス、客室のアップグレードといった、宿泊体験を大きく引き上げる特典が一気に付与されます。
特に高級ホテルでの朝食無料とクラブラウンジは、1泊あたり数千円〜1万円相当の価値になることも珍しくなく、ホテルをよく利用する方にとっては取得する価値が大きいステータスです。
参加条件
プラチナチャレンジに参加するには、いくつかの条件を満たす必要があります。
- マリオットボンヴォイの会員アカウントを持っていること(無料の一般会員でも対象になる)
- 過去1〜2年以内にマリオット系列ホテルでの宿泊実績があること(公式サイト経由の宿泊が対象)
- 現時点でプラチナエリート以上のステータスを保有していないこと
- 過去にプラチナチャレンジを利用したことがある場合、前回の挑戦から一定期間が空いていること
一定の宿泊実績があるリピーター向けの制度であり、マリオット系列に一度も泊まったことがない方がいきなり申し込めるものではない点に注意しましょう。
なお、以前は参加にゴールドエリート以上のステータスが必須とされていた時期もありましたが、現在は無料の一般会員でも参加できるようになっているとされています。
宿泊実績の必要期間(1年か2年か)や再挑戦までの間隔など、細かな条件は問い合わせ時期によって案内が異なる可能性があるため、正確な条件は申し込み時に会員サポートへ直接確認するのが確実です。
チャレンジの内容
挑戦がスタートすると、申込月を含む3か月(実質90日前後)の期間内に16泊を達成する必要があります。
カウント対象になるのは、マリオット公式サイトやアプリから直接予約した有償宿泊のみです。
特典宿泊(ポイントを使った無料宿泊)や、OTA(じゃらん・楽天トラベルなどの第三者予約サイト)経由の予約はカウント対象外なので注意してください。
16泊というと連泊で稼ぐイメージを持つ方も多いですが、1泊ずつの短期滞在を積み重ねてもカウントされます。
コスパの良いホテルに1泊単位で複数回宿泊し、泊数を稼ぐスタイルで挑戦している人も多いようです。
申し込み方法
プラチナチャレンジはウェブサイトから自分で申し込むボタンなどはなく、マリオットボンヴォイの会員サポートに電話で問い合わせて参加を申し出る形になります。
「プラチナチャレンジに参加したいのですが」と伝えれば案内してもらえますが、必ず対応してもらえるとは限らない非公開の制度である点は理解しておきましょう。
電話をかける前に、会員番号と登録メールアドレスを手元に準備しておくとスムーズです。
問い合わせ先の電話番号は変更されることがあるため、マリオットボンヴォイ公式サイトの会員サポートページで最新の連絡先を確認してから連絡することをおすすめします。
達成後のステータス有効期間
プラチナチャレンジを達成すると、達成した時点から翌年の1月末までプラチナエリートのステータスが付与されます。
たとえば8月に達成した場合、その年の8月から翌年1月末までの約1年5か月間、プラチナエリートとして過ごせる計算になります。
年の前半に達成できれば、それだけ長くプラチナ特典を享受できるので、挑戦するタイミングも意識しておくとお得です。
どのホテルで達成を狙うのがお得?
16泊分の宿泊費用がかかるため、達成コストを抑えるには宿泊単価の低いホテルを選ぶのが重要です。
系列内では、フォーポイント・バイ・シェラトンやフェアフィールド・バイ・マリオットなど、比較的リーズナブルなブランドが挑戦先としてよく選ばれています。
マリオットボンヴォイアメックスの決済でプラチナを目指す方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、カード決済ルートとどちらが自分に合っているか比較してみてください。

通常ルート・カード決済ルートとの比較
| ルート | 条件 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 通常ルート | 年間50泊以上の宿泊 | 出張・旅行が多く、日常的にホテルへ泊まる人 |
| カード決済ルート | 年間500万円以上の決済(2026年以降) | 宿泊せずカード決済額で狙いたい人 |
| プラチナチャレンジ | 3か月で16泊(有償・直接予約のみ) | 短期間に集中して宿泊できる人、一度きりのステータス取得で十分な人 |
ホテルにあまり宿泊しない方や、日常的な決済をマリオットボンヴォイアメックスに集約できない方にとって、プラチナチャレンジは短期集中で達成できる貴重な選択肢です。
ただし宿泊費用がまとまってかかるため、事前にどのくらいの予算になるかシミュレーションしておくことをおすすめします。
プラチナチャレンジのメリット・デメリット
プラチナチャレンジ最大のメリットは、年間50泊という高いハードルを踏まずに、短期間でプラチナ特典を手に入れられる点です。
「今年だけまとまった旅行の予定があるので、その機会にプラチナ特典を使い倒したい」といった一時的なニーズにも対応しやすい制度といえます。
また、カード決済ルートのように年間数百万円規模の決済を1枚のカードに集約する必要もないため、決済額をコントロールしにくい方でも挑戦しやすいのが特徴です。
一方でデメリットもあります。
16泊分の宿泊費用がまとまってかかるため、通常ルートやカード決済ルートに比べて、短期間での出費という意味では負担が大きく感じられることがあります。
また非公開の制度である以上、問い合わせても案内してもらえるとは限らず、確実性に欠ける面もあります。
注意点
プラチナチャレンジに挑戦する前に、いくつか押さえておきたい注意点があります。
- 非公開の制度のため、問い合わせても必ず案内してもらえるとは限らない
- 特典宿泊・OTA経由の予約はカウント対象外
- 期間内に16泊を達成できなかった場合、それまでの宿泊実績は通常のステータス積算に反映されるのみで、プラチナエリートは付与されない
- 同じ会員が短期間に何度も挑戦できるものではない
「挑戦してみたけれど16泊に届かなかった」という事態を避けるためにも、申し込み前に3か月間で本当に16泊分の宿泊機会を確保できるか、スケジュールを具体的に描いてから挑戦することをおすすめします。
挑戦前に確認しておきたいこと
プラチナチャレンジに挑戦する前に、いくつか確認しておくと安心なポイントがあります。
まず、3か月間で本当に16泊分の予定を確保できるか、仕事や家庭のスケジュールと照らし合わせて具体的にシミュレーションしておきましょう。
次に、達成に必要な総宿泊費用がいくらになるか、候補となるホテルの宿泊単価から事前に見積もっておくことも大切です。
また、電話で問い合わせた際に案内してもらえなかった場合の代替プランも考えておくと安心です。
プラチナチャレンジが利用できない場合でも、マリオットボンヴォイアメックスの決済ルートなど他の取得方法も選択肢にあるので、状況に応じて柔軟に切り替えられるようにしておきましょう。
よくある質問
- プラチナチャレンジはどこから申し込めますか?
-
公式サイトやアプリに申し込みボタンはなく、マリオットボンヴォイの会員サポートに電話で問い合わせて参加を申し出る形になります。
必ず案内してもらえるとは限らない非公開の制度です。 - プラチナチャレンジで特典宿泊やOTA経由の予約はカウントされますか?
-
カウントされません。
マリオット公式サイトやアプリから直接予約した有償宿泊のみが対象です。 - プラチナチャレンジで達成したプラチナエリートはいつまで有効ですか?
-
達成した時点から翌年の1月末まで有効です。
年の前半に達成するほど、プラチナ特典を享受できる期間が長くなります。
まとめ
プラチナチャレンジは、公式サイトには載っていないものの、電話で問い合わせるだけで挑戦できる、プラチナエリート取得の隠れたルートです。
3か月で16泊という条件は決して楽ではありませんが、年間50泊や年間数百万円のカード決済に比べれば、短期集中で達成できる現実的な選択肢といえます。
マリオット系列ホテルをよく利用する方は、まず会員サポートに問い合わせて、自分がチャレンジの対象になるか確認してみましょう。
取得後は朝食無料やクラブラウンジといったプラチナ特典をしっかり使い倒し、宿泊費用に見合うだけの価値を引き出すことを意識すると、挑戦の満足度も高まります。
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コメント
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